道は2日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、感染の再拡大防止に向けた新たな対策を決めた。政府が「まん延防止等重点措置」の初適用を決めた大阪府、兵庫県、宮城県との不要不急の往来の自粛を5日から5月5日までの1カ月間、道民に要請する。記者会見した鈴木直道知事は「道内では他府県で見られるような急激な感染拡大には至っていない」としながらも、「(急拡大した)昨年4月の経験、11月の感染拡大のスピードを踏まえると、予断を許さない状況だ」と警戒感を示した。
「まん延防止」地域のほか、外出自粛など都府県において行動制限が行われている地域との不要不急の往来も引き続き自粛を要請。感染拡大が続く札幌市を対象とした不要不急の外出・往来自粛要請についても予定通り16日まで継続する。
知事は「札幌市では新規感染者数が増加し、特に変異株による感染の増加傾向が続く。道内で確認されている変異株の8割以上が札幌市内」と説明。変異株について「急速に感染が拡大するリスクが高い」と指摘し、「人の往来が活発な札幌の都市構造を考えると、ここでしっかり感染を抑制しなければならない」と述べ、道内各地へのまん延を防止するための重要な局面であることを強調した。
また、知事は▽変異株による影響▽全国的な感染拡大の影響▽移動や会食の機会が増える年度替わりに伴う時期的な影響―を挙げ、「こうした三つの要素を警戒しなければならない」と説明。特に感染リスクが高いとされている飲食の場面では「4人以内の少人数・短時間で、深酒はせず、大声を出さず、会話の時はマスク着用を」と「黙食」の実践を道民に改めて呼び掛けた。
















