「安心して暮らせそう」 サ高住完成 町民内覧会 厚真

「安心して暮らせそう」 サ高住完成 町民内覧会 厚真
サ高住の下見に訪れ、部屋を見て回る町民

 厚真町内でグループホームえがおの家を運営しているNPO法人「ゆうあいネットあつま」が、町内京町に整備してきたライフサポートハウス「すまいる」(サービス付き高齢者向け住宅=サ高住)がこのほど完成し、3日に町民向けの内覧会が開かれた。

 同法人が整備したサ高住は木造2階建てで、全館バリアフリー構造。1人部屋(一部2人での入居可能)を計20室用意し、1階と2階に浴室、ランドリーなどを備える。生活支援員も配備する。

 建設費を含む総事業費は2億1500万円で、このうち3分の2に当たる1億3000万円は町の補助。

 内覧会には予想を大きく上回る80人ほどが訪れ、施設内を見て回った。町内軽舞在住の宮西政志さん(75)は「姉が入居する予定なので見に来たが、環境としてはコンパクトで良い造りになっている。不自由な思いをすることはなさそうなので、安心して暮らせるのでは」と印象を語った。

 入居は11日から可能。同法人の清水俊宣理事長は「お年寄りの皆さんが安心して生活できる一つの受け皿になれば。一日でも長く、元気に過ごしてもらえる環境づくりを進めたい」と話している。

 現時点では空き部屋があり、同法人では町内外からの入居希望者を受け付けている。問い合わせは、ライフサポートハウス「すまいる」 電話0145(29)8030。

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