ヨコスト湿原パンフ刷新 白老町環境町民会議

ヨコスト湿原パンフ刷新 白老町環境町民会議
刷新したヨコスト湿原のパンフレット

 白老町環境町民会議(中野嘉陽会長)は、ヨコスト湿原のパンフレットをリニューアルし、町内の学校や公共施設などに配布した。

 同町の東部にあるヨコスト湿原(面積33ヘクタール)は、多様な自然環境を形成する低層湿原。過去の調査では植物463種、鳥64種、昆虫209種が確認されるなど、さまざまな動植物が息づく一帯として、2016年に環境省の「日本の重要湿地」に選定された。

 湿原の保全活動に取り組んでいる同町民会議は、貴重な環境を伝えるパンフレットを18年に発行して以降、毎年刷新している。

 最新の第4版はA4サイズで、両面カラー印刷の三つ折り。湿原で観察できる植物、野鳥、昆虫の写真を掲載した。また、保全活動の歩みも載せた。

 1000部印刷し、JR白老駅北の観光インフォメーションセンターや町役場庁舎などに置いている。

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