内閣府は5日までに、2021年度アイヌ政策推進交付金の対象事業と交付額を決めた。東胆振は苫小牧、白老、むかわの3市町に計1億7896万円が交付される。
内訳は、苫小牧市が433万6000円、白老町が1億7054万4000円、むかわ町が408万円。
苫小牧市は、アイヌ文化伝承事業として、刺しゅう、木彫、料理、伝統工芸、ムックリ(口琴)の講習会を市生活館で開き、制作した作品の展示も計画する。
また、ニュージーランド・ネーピア市で開催する姉妹都市締結40周年記念式典でアイヌ民族の歌や踊りを披露するほか、現地の先住民族と交流する。式典は11月を予定しているが、新型コロナウイルスの感染状況によって変更があり得る。
さらに、市美術博物館の展示充実や歴史講座の開催、市生活館の整備も予定している。
むかわ町は鵡川、穂別の各地区で文化公演会を8月に開催する予定。白老町は小中学校でアイヌ語や木彫、舞踊を体験するほか、給食にアイヌが使った食材を取り入れる。白老モシリが実施する穀物採取や伝統漁法の体験事業、白老アイヌ協会の人材育成プログラムなどにも活用する。
アイヌ政策推進交付金は、19年5月施行のアイヌ施策推進法に盛り込まれた。市町村が地域計画に基づき交付金事業を申請し、国が認定する。
















