のぼり掲げて街頭啓発 安全運転訴える 厚真

のぼり掲げて街頭啓発 安全運転訴える 厚真
「旗の波」で安全運転を呼び掛ける参加者 =苫信厚真支店前

 2021年度春の全国交通安全運動が始まった6日、厚真町内で街頭啓発が行われた。苫小牧信用金庫厚真支店前に町職員や町交通安全推進委員会をはじめ、警察、企業、自治会関係者ら110人が集まり、沿道からドライバーに安全運転を訴えた。

 運動の重点項目は「子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全の確保」「自転車の安全利用の推進」「歩行者の保護をはじめとする安全運転意識の向上」。期間は15日まで。

 開始に先立ち、同委員会の会長を務める宮坂尚市朗町長が「これから大型車両が通過する時期を迎え、7日からは子どもたちが通学する。子どもたちへの目配りと、通行車両への監視の目を光らせてほしい」とあいさつ。この後、交通安全のたすきを掛けた参加者が交差点付近に並び、▽運転中の携帯電話の使用禁止▽日中のデイライト▽チャイルドシートの設置▽自転車の安全利用―などを訴えるのぼりを掲げてアピールした。

 町内では6日時点で1137日、死亡事故ゼロが続いている。町交通安全協会の大浦眞則会長は「今年は雪解けが早く、車の動きも早まっている。運動期間は15日までだが、交通安全は毎日続けなければならない。十分に気を付けて」と結束を呼び掛けていた。

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