支笏湖畔の老舗宿「丸駒温泉旅館」(千歳市幌美内)で8日、湖に面した天然露天風呂の湯を抜いて大掃除が行われた。雪がちらつく中、従業員らが湯船や床に当たる砂利と岩を丁寧に磨いた。
大掃除は年1回、露天風呂の水位が低くなる春先に実施。同旅館の露天風呂は支笏湖とつながっており、湖面の水位と一緒に湯の高さも上下する特徴がある。現在は30センチほど。従業員やボランティアスタッフ6人がポンプで温泉の湯を抜いた後、スコップを使って砂利や落ち葉をかき出し、岩についたコケを高圧洗浄機などで落としていった。
4月に入社し、初めての清掃に参加した小野絢夏さんは「心を込めて掃除しました。気持ちよく温泉を楽しんでほしい」と笑顔を見せた。同旅館の佐々木義朗社長は「100年以上湧き続けるお湯と雄大な自然を味わって」と利用を呼び掛けている。
















