鵡川高校(三村素道校長)は今年度、国内に単年留学する「地域みらい留学365」の取り組みで、神奈川県に住む女子生徒1人を受け入れた。留学生は同校の第2学年に入り、1年間、同校で授業を受ける。
道外都市部の高校生が地方の学校に通う地域みらい留学365は、内閣府による「高校魅力化支援事業」の一環。高校2年生を対象に都会では味わえない自然や文化に触れ、地域の魅力を感じ、課題に向き合う時間を過ごしてもらう。
また、留学生を受け入れて学校のブランド価値を高めることで、高校の魅力アップや将来的なまちへのUIJターン、交流人口、関係人口の拡大など新しい人の流れをつくるのも狙いだ。
女子生徒は7日、関係者とむかわ町役場を訪れ、「まずは友達をつくりたい。神奈川と北海道で違う文化の交流ができれば」とあいさつ。竹中喜之町長は「1年間はあっという間だが、むかわ町で最高の365日を経験してください」と激励した。

















