安平町は、地場産品を素材にした商品開発や道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」での商品化に向けた取り組みを支援する「地域ブランド化推進事業支援補助金」の制度活用を希望する個人、事業所、団体を募集している。
募集するのは、(1)地域資源を活用した新規商品開発(2)道の駅での販売を主たる目的とした新規商品開発―。(1)は町内在住の個人と町内に事業所などを持つ法人、団体が対象で、補助額は原材料、用具購入、デザイン、広告宣伝、販路拡大などを合わせて上限額は50万円。ただし、イベントなどへの出店経費、旅費、販売員経費は4割までとする。(2)は道内に本店、営業所、事務所などを持ち、道の駅に納品することが条件で対象経費の2分の1(上限額50万円)を補助する。
町によると、昨年度の事業実績は4件で自家製豆腐やジンギスカン料理の商品化のほか、鉄道グッズ、地元農畜産品を活用した商品の開発が進んだ。申請期間は5月31日までで、その後、審査会で補助の可否を決定する。
所管する町商工観光課は「安平町の資源に関連したものを使って、商品を増やしていきたい。商品が町にPRにつながり、多くの人が訪れるきっかけになれば」と話している。
問い合わせは、町商工観光課商工観光労働グループ 電話0145(29)7083。

















