修学旅行へ出発 厚南中3年生、岩手に2泊3日

修学旅行へ出発 厚南中3年生、岩手に2泊3日
修学旅行に出発する厚南中の生徒=12日午前5時20分ごろ

 厚真、安平、むかわ町内の中学校のトップを切り、厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)の3年生が12日早朝、岩手県への修学旅行に出発した。生徒19人と引率の教職員4人が大きな荷物を手に2泊3日の旅行に発った。

 生徒たちは、冷え込みの厳しい同日午前5時すぎに同校前に集合。行程の確認や友達との談笑をしながら、出発の時間を待った。濱島悠希さん(14)は「コロナ禍で自主研修を宮城県ではできなくなったが、場所を変更して修学旅行に行けることがうれしい。わんこそばを食べるのが楽しみ。食文化や歴史について学びたい」と笑顔でバスに乗り込んだ。

 同校は当初、11日から宮城県内での自主研修などを予定していたが、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言を受け、出発日を12日、旅先を岩手県に変更した。一行は新千歳空港から仙台空港へ。到着後はバスで岩手に移動し、盛岡市内で自主研修。2日目以降は一関市の猊鼻渓(げいびけい)で舟下り体験、平泉町で中尊寺見学をする。花巻市の宮沢賢治記念館、陸前高田市にある東日本大震災津波伝承館なども巡る。

 厚真中と安平町の早来中、むかわ町の穂別中は当初、修学旅行を4月中旬~下旬に東北方面で行う予定でいたが、新型コロナ感染症の状況を踏まえて時期を延期している。

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