苫小牧ウトナイ中学校(中川恵介校長)は9日、同校が開校時から全教科の授業で行っている学習指導の方法や意義を全校生徒に伝える「学び方集会」を初めて開いた。385人が、課題について1人で考える時間や複数人で話し合う時間を設けることで、思考力などを高めていく授業様式「ウトナイスタンダード」に理解を深めた。
生徒自身が授業づくりの意図を理解して授業を受け、成績向上につなげていくことが狙い。同校体育館で学年ごとに実施した。
1年生の集会では、同校学力向上研究チームのリーダー、手代木章宏教諭(38)が説明。コンピューターの技術革新で現存する職種の多くが消える可能性がある社会においては、今まで以上に思考力、判断力、表現力などが必要になることを解説した。
多くのアイデアを考えたり、複数の考えに出合ったりすることが、これらの力の養成に結び付くことを伝え、「今後の授業では、根拠を明確にし、粘り強く、他人と協力して考えよう」と呼び掛けた。
また、新学習指導要領により、今年度から中学校で全面実施される成績の評価方法や観点についての説明も行った。
大橋茜さん(12)は「毎日の授業を大事にして学んでいきたい」と学習意欲を高めていた。
















