苫小牧市民管弦楽団は、10月3日に市民会館で開催予定の「第40回記念定期演奏会」に向けて練習を再開させた。40回目の定演は本来、昨年開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に。佐々木昭彦団長は久しぶりに、仲間たちと音を合わせる喜びをかみしめ、「無事に開催できるよう祈るばかり」と力を込めた。
7日夜、市文化交流センターで行われた練習には団員約40人のうちバイオリン、ビオラをはじめとする弦楽器やオーボエ、クラリネットなど管楽器のメンバー17人が参加。毎週水曜日の全体練習は昨年2月以来、約1年2カ月ぶりとなった。
練習再開に当たり、コロナ対策としてメンバーの名簿を作り、練習日ごとの出欠確認を徹底。各自に体調管理と譜面台の持参を求めた上、弦楽器の奏者はマスクを着用、管楽器奏者も唾液処理用に新聞紙を床に敷くなど感染予防に留意した。
この日、練習したのは定演の終盤に披露するブラームスの交響曲。メンバーたちはより良いハーモニーを目指し、熱心に指揮者の指示に耳を傾けながら何度も演奏を繰り返した。約2時間の練習を終えると、メンバーの間に笑顔が広がった。「楽しい時間だった。何とかこのまま続けたい」と飯塚晶子副団長。佐々木団長は「昨年の定演中止は楽団40年の歴史で初めて。感染対策に十分留意し、今年こそは実現させたい」と意気込む。
















