苫小牧ケーブルテレビが2020年に制作、放送した特別番組「まちなかの音楽の火は消さない。活性の火」が、日本ケーブルテレビ連盟北海道支部・東北支部主催の第2回「しばれるアワード」の放送番組部門で優秀賞を獲得した。新型コロナウイルス流行で疲弊に拍車が掛かる中心市街地活性化へ、野外音楽イベント開催に踏み切った関係者の思いに迫った内容が高く評価された。
制作したのは、同社制作部の北向由敬さん(64)と佐々木夏美さん(35)。2人が手掛けた番組は前回19年の「しばれるアワードでも優秀賞を受賞している。
苫小牧駅周辺のにぎわい創出や中心市街地への愛着醸成などを狙い、市民有志が14年に始めた野外音楽イベント「活性の火」(実行委員会主催)に焦点を当てた30分番組。苫小牧ケーブルテレビは18年から活性の火の特別番組を手掛けているが、20年はコロナ禍でイベントを取り巻く環境が激変。開催が危ぶまれていた3月ごろから実行委に密着し、実現に向けて準備に奔走するメンバーの姿や9月末の開催当日、感染防止対策を徹底させる様子などを取材した。
「まちの活性化に対する実行委の思いを丁寧に伝え、視聴者にコロナ禍でのイベント開催を疑問視されないよう心掛けた」と北向さん。佐々木さんは「頑張っているいる人たちにスポットを当てるのがわれわれの使命。苫小牧での取り組みや熱意を市外の人にも知ってもらえれば」と話す。
しばれるアワードは、日本ケーブルテレビ連盟北海道支部と東北支部に加盟する22社が手掛けた作品の中で、優れた地域コンテンツを顕彰。2回目の今回は、各局から放送番組部門37作品、配信動画部門17作品の応募があった。
















