育成と調教成果披露 日高育成牧場で競走馬展示会

育成と調教成果披露 日高育成牧場で競走馬展示会
来場者が熱心に馬体をチェックした育成馬の比較展示

 浦河町西舎の日本中央競馬会(JRA)日高育成牧場で13日、同牧場が育成調教してきたサラブレッド2歳馬の育成馬展示会が開かれ、58頭の展示(4頭欠場)や騎乗供覧で育成と調教成果が披露された。昨年は新型コロナウイルス感染の警戒から展示会を中止しており、2年ぶりの開催。

 展示されたのは、生産育成研究のためJRAが昨年、各地の1歳馬市場で購入した馬と日高育成牧場の生産馬。27日に中山競馬場でJRAが主催する育成調教馬の競り「第17回ブリーズアップセール」に宮崎育成牧場の育成馬22頭と共に上場され、中央競馬の馬主に売却される。

 展示会場には生産・育成を中心に多くの関係者が来場。昨年末から騎乗調教で鍛えられてきた馬体をチェックした。

 今年のブリーズアップセールは会場とインターネットで行い、会場参加者は馬主に限定。売却後は美浦(茨城県)、栗東(滋賀県)の各トレーニングセンターなどに移り、中央競馬デビューに向けて本格的な調教に入る。

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