苫小牧市が、市内の企業の人材確保を後押しする就職マッチングサイト「とまジョブ」を開設してから2年が過ぎ、登録企業数が順調に伸びている。2020年度は新型コロナウイルスの影響で、企業に登録を促す対面での働き掛けが制約されたものの、年間100社の新規登録目標を達成し、累計300社を超えた。求職者も道内外から新たに100人以上の登録が毎年あり、今年度は一層の求人、求職の掘り起こしを目指す。
とまジョブは19年3月に開設。登録した企業は求人情報を更新し、求職者は直接、メッセージを交換したり、資料を請求したりできる。
市によると、登録企業は市内に限定し、3月末時点で308社。建設業や製造業、ホテル、小売業など多岐にわたる。20年度は企業へ出向いて登録を呼び掛ける活動が難しく、案内用フリーダイヤルを新設。電話勧誘も進めた結果、1年間で新たに153社の登録を実現した。求職者の新規登録も172人に上った。
サイトでは、自社の年収や有給休暇取得率、新卒入社後3年以内の離職率など、若い世代が気になる職場情報を積極的に紹介している企業も少なくない。若手従業員のインタビューを載せている企業もある。
21年度のとまジョブ運営業務は、中小企業支援や通信事業などを手掛けるBWORKS(ビーワークス、本社札幌市)が受託。市は長引くコロナの影響も見据え、同社が登録企業を訪問して取材した内容を取り入れるなど情報発信の充実を探りたい考えで、担当者は「地元企業の人材確保のサポートに加え、道外の求職者の登録も歓迎している。移住のきっかけにも役立てば」と期待する。
掲載内容や登録方法の問い合わせはビーワークス フリーダイヤル(0120)268134。その他は市工業・雇用振興課 電話0144(32)6432。
















