FMとまこまい 開局へ生放送試行、地域の情報届ける

FMとまこまい 開局へ生放送試行、地域の情報届ける
ココトマ内のスタジオに機材を持ち込んで行われた生放送

 苫小牧市内でコミュニティーFMラジオ局の開局を目指す「FMとまこまい実行委員会」(伊勢恭伸委員長)は18日、まちなか交流センター・ココトマ(表町)で、ラジオの公開生放送を試行した。免許が不要な半径50~100メートルに届く微弱電波を使用し、苫小牧駅周辺エリア限定で2時間の情報番組を届けた。

 実行委は2019年12月に発足。これまで開局準備の一環で動画配信サイト「ユーチューブ」で収録番組を配信したり、今月から室蘭のコミュニティー放送局「FMびゅー」で月1回の30分番組を始めたりしてきた。

 生放送は、番組制作技術の向上や、実行委の取り組みを市民にアピールするのが狙い。ココトマ内のスタジオを貸し切りにしマイクや音響機材を持ち込んだブースで、午前11時から「昼とま生放送」と題し、実施した。

 伊勢実行委員長がメインMCとなり、実行委メンバーと昨年から開催してきたパーソナリティー養成講座に集まった市民ら約10人で、中心街のお勧めスポットやイベント、広報とまこまいの行政情報などを届けた。

 小型ラジオでココトマ内に流したほか、実行委のSNS(インターネット交流サイト)や「ユーチューブ」で生配信。収録の様子がガラス越しに見られるとあって、訪れた市民らの関心を集めていた。

 伊勢委員長は「大きなトラブルも無く、イメージ通りに収録を進めることができた」とほっとした様子。生放送は今後も月に1回、ココトマで行う予定だ。

 コミュニティーFMラジオ局の開局には総務省の許可が必要。実行委は21年12月の運営会社設立を目標に、申請書類や市内の企業からの資金集めなどの準備を進めている。

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