道は17日、JR札幌駅で旅行や出張で本道を訪れた人を対象にPCR検査キットを無料配布した。新型コロナウイルス感染症の無症状者を早期に把握するモニタリングの効果や手法を検証する初の試行。道は700キットを用意し、5月中旬まで数回、場所は非公表で実施する。
対象は道外に在住し、発熱や風邪の症状がなくアンケートに協力してくれるスマートフォンの所有者。キットを受け取り、自宅で採取した唾液検体を指定の民間のPCR検査機関に送付。検査の結果、陽性の疑いの場合は、医療機関から本人に連絡が入るシステムで、その場合は居住地で医師の指示を受けることを求めている。
神奈川県から観光で来道した女性は「体調が悪くならなければ検査を受けられないので、いい試みだと思う」と歓迎。出張で来札した東京の20代男性会社員も「感染が拡大する中、安心につながる」と話した。
道保健福祉部感染症対策局の畑島久雄医療体制担当局長は「試行結果を検証し、道民や旅行者の安心安全につなげたい」と話した。
















