苫小牧地方法人会白老地区会（会員８８社）は２０日、白老町のしらおい経済センターで２０２１年度通常総会を開いた。税務研修など事業計画を決めたほか、役員を改選。役職定年で熊谷威二会長が退任し、副会長の清水尚昭氏（岩崎組）を新会長に選出した。

　関係者約２０人が出席した総会で熊谷会長は「コロナ禍が続いているが、収束後、それぞれの事業所をどう経営していくのかが課題。一丸となって頑張っていこう」と呼び掛けた。

　議事では、２１年度の事業計画案と収支予算案を審議し決定。事業計画には、税務研修会の開催や福利厚生制度の推進、社会貢献事業などを盛り込んだ。社会貢献では、飛生アートコミュニティーの「飛生芸術祭２０２１」や、福祉施設を会場に地域の子どもや高齢者らへ食事を提供する「白老ふれあい食堂」を支援する新規事業を計画した。

　清水新会長を除く新たな役員体制＝任期２年間＝は次の通り（敬称略）。

　▽副会長　山田桂一（ヤマダリビング）大頭和彦（大和輸送）▽理事　丹羽道正（白老清掃）高山海晋（ケイホク）原口一雄（北雄圧送）山本浩平（白老交通）川田泰正（川田商会）谷島和治（白電社）毛笠史寛（毛笠コンクリート）熊谷貴洋（熊谷商店）▽監事　小澤亘（道銀白老支店）塚原光博（塚原鉄工所）