苫小牧市出身の映画監督稲塚秀孝さん(70)=東京都在住=が昨夏から手掛けている記録映画「日高線と生きる」が、10月23日から苫小牧市、札幌市、浦河町で上映されることが決まった。
高波被害で長期間不通となった末、今月1日廃線となり、84年の歴史に幕を下ろしたJR日高線鵡川―様似間。稲塚さんは25日から約1カ月間、浦河町を中心に廃線後の動きなどを取材。9月初頭の完成を目指す。
映画は日高線を取り巻く議論や、沿線で暮らす人々の思いなどを記録した約90分の映像となる予定。10月23日から苫小牧市のシネマトーラス、札幌市のサツゲキ、浦河町の大黒座で上映。5月以降、全国のミニシアター系映画館に呼び掛け、上映会場を増やしていきたい考えだ。
稲塚さんは「廃線後の鉄路活用などを目指して活発化する地域住民の動きも盛り込み、人に寄り添った作品にしたい」と意気込む。
5月8日午後1時半から、浦河町総合文化会館のミニシアターで「日高線の今とこれからを考える2」と題するフォーラムも開催。パネリストとして浦河町長の池田拓さん、前新ひだか町長の酒井芳秀さんらを迎える。鉄道と自動車道の両道を走れるデュアル・モード・ビークル(DMV)を記録した「阿佐海岸鉄道」(7月開業予定)の映像も上映し、残された鉄路の生かし方などを話し合うという。
問い合わせは稲塚さん 携帯電話090(3433)6644。
















