安平町の町民有志でつくる「安平の自然を守る会」(内藤圭子代表)は23日、町内で大手産業廃棄物処理業者が計画している産業廃棄物最終処分場建設の反対を求める署名881筆分を及川秀一郎町長に提出した。
産廃物処分場の建設をめぐっては、大手産廃処理業者が早来北進地区の所有地で計画を進め、すでに道の設置許可を得ている状況。一方で町や町民は水質汚染や風評被害の影響を踏まえ、当初から反対の考えを示しており、いまだ折り合いが付いていない。
安平町役場を訪れて届け、内藤代表は「署名はまだ集まってきている」と、今後も地道に反対を訴える活動を続ける考え。町としても、許可を出した道に対し、取り下げを要請する姿勢を示している。

















