アビースポーツクラブが乗馬クラブ始動 馬に親しむ 安平

アビースポーツクラブが乗馬クラブ始動 馬に親しむ 安平
敷地内で実際に馬を駆け足で走らせる参加者

 安平町の総合型地域スポーツクラブ「NPO法人アビースポーツクラブ」は、今年度から新たに乗馬クラブ「abどさんこぽにーClub」を開始した。町内早来大町のはやきた子ども園の敷地内の馬場で飼育する北海道和種馬を使って、馬に親しんでもらいながら乗馬の基礎などを身に付けていく。

 多くの有名馬を輩出する町内で、馬に親しむ機会の創出と馬に関わる仕事に興味を持ってもらおうと企画。町内外に住む園児から一般まで幅広いニーズがあり、計37人の申し込みがあった。

 初日の25日は35人が参加。補助付きで乗馬を体験する「初級」、一人で馬に乗って歩かせることができる「中級」、駆け足などができる「上級」の各クラスに分けて、専門のインストラクターが技量に合わせて技術指導をした。早来小6年の西本悠那さん(11)は「楽しかった」と振り返り、「(将来は)乗馬の走り方を教えられるような仕事に就きたいので、駆け足やしっかりと走れるようにしたい」と意気込んでいた。

 講師を務めるクラブリーダーの岩﨑志穂さん(48)は「馬と触れ合うことで動物が好きな子どもたちが増えてほしい」とし、「いきなり乗馬となると敷居が高いが、その前の段階で親子で楽しく乗ってくれたらいいと思う。ここで基礎を身に付けて、馬術などをやる子が増えてくれたら」と期待。同クラブの福田剛代表は「少しでも馬に乗る経験をすることで馬への愛着や、将来安平町からダービージョッキーが出てくれたら」と目を細めていた。

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