厚真町の上厚真パークゴルフ場に27日、大小のこいのぼりの群れがお目見えした。上空にずらりと並んだ約60匹が春風を受けながら空を泳ぎ、道行く人たちの目を楽しませている。
厚真ライオンズクラブ(日西善博会長)が青少年の健全育成を目的に1991年から行っている事業。地元の子どもたちやパークゴルフ愛好者、近隣施設の入居者らがこいのぼりを一目見ようと足を運ぶ恒例の取り組みだ。
今年はコースの上空を横切る120メートルほどのワイヤに、小さなもので1メートルほど、大きなもので10メートルほどもある大小のこいのぼりを、クラブ会員14人で取り付けた。赤や青、黒、緑など、色とりどりのこいのぼりたちが青空の中を並んで悠々と泳いでいる。
大型連休(ゴールデンウイーク)の最終日明けの5月6日まで掲げる予定。この間、雨風などで絡まったり、破れたりした場合は交換、補修しながら管理していく。同クラブ担当者は「学校の通学路にもなっているし、パークゴルフ場に来る人たちも楽しみにしていると聞く。いろんな色があるので目で楽しんでもらえたら」と話す。

















