コロナ下2度目のGW始まる 海と空 帰省客まばら イベントは感染対策徹底で 

帰省客が到着する新千歳空港=29日午前10時ごろ

 新型コロナウイルス感染拡大が続き、東京、大阪など4都府県に緊急事態宣言が発令される中、ゴールデンウイーク(GW)が29日に始まった。北海道の玄関口となる新千歳空港、苫小牧西港フェリーターミナルは、全国に緊急事態宣言が出されていた昨年と比べると多めの往来。コロナ下で迎える2度目のGW、苫小牧市内では感染対策を徹底しながら、イベントを楽しむ姿も見られた。

 新千歳空港ではマスク姿の帰省客らが次々と到着。家族らを出迎える姿は少なく、「コロナ前」のにぎわいとはほど遠いが、大きな荷物を抱えた旅行客も。ドル箱路線の羽田線をはじめ、関西線や中部線などが到着するたび、利用客で一定の混雑が見られた。

 夫婦で石狩管内に帰省するという新潟県の男性会社員(29)は「昨年は帰省を我慢したが、コロナも2年目で、対策は分かってきた。移動もレンタカーにし、観光はしません」と話した。

 航空各社はコロナ拡大に伴う旅客需要の減退により、GW期間中も減便対応している。23日公表の予約率は各社とも新千歳空港発着で50~60%だが、「コロナ前」は多くの路線が90%前後。同じくコロナ下だった前年よりは改善したが、落ち込みは続いている。下り利用のピークは5月1日の見通し。

 苫小牧西港フェリーターミナルは閑散としており、下船者を出迎える人の姿もまばらだった。フェリー各社によると、GW期間中は便によって前年の2倍以上の予約が入っているが、例年と比べると4割から7割減となった。

 29日午前10時55分ごろ、仙台港から太平洋フェリーの「きたかみ」(1万3694トン)が苫小牧港に到着した。乗客360人と乗用車183台、オートバイ18台、トラック26台を積載。前年同時期に比べ、乗客で200人以上、乗用車で約120台増加した。乗客たちは下船後、乗用車やバスなどに乗り込み、目的地へ向かった。

 札幌市北区の会社員、青木貞志さん(67)は「福島県で仕事をして戻って来た。札幌でコロナが増えているので、連休中は自宅でゆっくり過ごしたい」と話した。

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