白老町の白老大町第10町内会(外舘博文会長)は29日、道内市町村の数に合わせて179枚の黄色いハンカチを町内に掲げた。高倉健主演の名画「幸福の黄色いハンカチ」をイメージし、コロナ禍収束の幸せが北海道にも早く訪れるように―と願いを込めた。
町内会が利用している土地に高さ7.5メートルの鉄パイプを立て、中心軸としたパイプから4方向へ伸びるロープに黄色いハンカチをくくり付けた。パイプの頂点には赤十字マークをイメージした鉄のオブジェを設置し、新型コロナウイルスと日々闘う医療従事者への感謝を示した。子どもたちの安全も祈って、こいのぼりも取り付けた。
同日、地域住民らが設置の作業に当たり、外舘会長は「コロナ禍が早く落ち着いてほしい」と話した。こどもの日の5月5日まで掲げるという。

















