苫小牧市音羽町の妙見寺は5月10日午後1時半から、同寺で読書会「お寺で名著」を開く。今回は、児童虐待を扱った短編集「きみはいい子」(中脇初枝著)が題材。児童虐待問題に市民としてどのように向き合っていくべきかを、文学作品を通して考える。
「きみはいい子」は娘に手を上げてしまう母親と「ママ友」の物語、ひとり暮らしの老女と家を訪ねてきた男の子との交流など、児童虐待を主軸とした5編で構成。2015年に映画化された。
妙見寺での読書会は奇数月に題材を変えて開催。市内でも虐待問題が深刻化していることに加え、今年1月に施行された市子どもを虐待から守る条例で、虐待から守ることに対する関心と理解を深める姿勢が市民の責務として明記されたことから、今回の題材を選んだ。
読書会には、子ども食堂の主宰者や子育て支援などを手掛ける市民らもゲスト参加予定。作品を軸に一般参加者と意見交換するほか、それぞれの立場から児童虐待の現状や子育て支援の在り方について語ってもらう。
同寺の末澤隆信住職は「児童虐待は市民にとっても身近な問題。学びや理解を深める機会にしたい」と話している。
参加費は500円(茶と菓子付き)。作品への感想文(400字以内)を持参すれば、300円で参加できる。未読者も参加可。希望者は5月8日までに申し込む。
申し込み、問い合わせは同寺 電話0144(32)4859。
















