むかわ町の穂別キャンプ場(穂別稲里)は1日、今季の営業を開始した。昨年より1カ月早いオープンで、この日を待ちわびた家族連れやグループが早速訪れ、楽しいひとときを過ごしている。
同キャンプ場担当者によると、新型コロナウイルス感染症対策としてフリーのテントは120張に限定。ゴールデンウイーク期間中のバンガロー・ツリーハウス20棟やオートサイト21区画分の予約はほぼ埋まり、キャンセル待ちという。
オープン初日は肌寒い中、町内外から70人ほどの利用者が来場。テントを張り、川遊びやバーベキューで思い思いの時間を過ごしていた。洞爺湖町から家族で来た男子中学生は「思っていたより寒いが、キャンプを楽しみたい」と笑顔を見せた。
同キャンプ場は、近年のキャンプブームを受けて2018年度には約2万4000人の利用があったが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大による政府の「緊急事態宣言」を受けて6月オープンと出遅れたこともあり、利用者が減少。今年度はシーズン3万人を目指しているという。
営業期間は10月中旬まで。キャンプ場の情報はインターネット交流サイト(SNS)の「インスタグラム」を活用して紹介していく。

















