白老町の仙台藩白老元陣屋資料館で、「手作り凧(たこ)博覧会」と題した企画展が開かれている。
道内のたこ揚げ愛好者でつくる「北の凧の愛好会」会員で白老町在住の舟橋寬次さん(70)や、他の会員らが制作した66点を展示。てんぐ、ツル、フクロウ、カニ、アイヌの女性などさまざまな絵柄と形のカラフルなたこが並んでいる。
迫力のある歌舞伎絵を和紙に描いた縦135センチ、横95センチの大型作品もある。たこ作りを初めてから30年以上になるという舟橋さんは「日本伝統の和凧の美しさを見てほしい」と話す。16日まで。
こどもの日の5日、舟橋さんが長さ300メートルや100メートルの連だこを用意し、同資料館付近で揚げる。時間は午前11時ごろからと午後2時ごろからの2回予定している。
問い合わせは同資料館 電話0144(85)2666。

















