札幌市と北海道、札幌市医師会、北海道医師会など関係9団体・機関は5日、新型コロナウイルスの感染者が急拡大し、札幌市の医療提供体制が非常事態と言えるほど逼迫(ひっぱく)しているとして「医療非常事態宣言」を発出した。
札幌市によると、市内の4日の新規感染者は201人を数え、過去最多を確認した2日(246人)に次ぐ200人超え。1週間当たりの合計は、過去最大の1148人で、秋元克広札幌市長は「人口10万人当たりでは、道が定める警戒ステージ『5』相当(25人)の2倍以上となる58・7人と感染が急拡大の危機的状況」と述べた。
入院患者数は現時点で即応できる病床がおおむね400床。4日時点の入院患者は346人と病床使用率は実質9割程度に達し、「札幌の感染状況と医療提供体制は大変危機的で『医療の非常事態』」と危機感を募らせた。
このため医療提供体制の厳しい現状にあり、市民や道民の命が危険にさらされているとの認識を共有し、市民、道民一人一人が自ら行動変容する強い呼び掛けが必要と今回の宣言となった。
市民、道民には(1)札幌市内における外出や往来をできる限り避ける(2)飲食の場面における感染リスク低減する行動の実践―を強く呼び掛けている。
















