日本政策金融公庫札幌支店は、2021年1~3月期の道内中小企業動向調査結果を発表した。中規模企業(従業員20人以上)の業況判断DI(業績が『良い』と回答した企業の割合から『悪い』とした企業の割合を引いた数値)はマイナス35・1。前期(20年10~12月期)に比べ7・1ポイント改善したものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、景況は依然として厳しい状況が続いている。
業況判断DIは、非製造業が前期比10ポイント改善しマイナス33・2となったほか、製造業も1ポイント上昇しマイナス40・3となった。
売り上げDIは、前期に比べ5・7ポイント改善してマイナス34・1。純益率DIも1・7ポイント上昇してマイナス29・8となった。
当面の経営上の問題点では「売り上げ・受注の停滞、減少」が51・6%で最多。これに「求人難」(23・7%)が続いている。
来期(21年4~6月期)の業況判断DIの見通しでは、今期より23・1ポイント改善しマイナス12・0となっている。
一方、小規模企業(従業員20人未満)の今期の業況判断DIは、前期に比べ6・1ポイント改善してマイナス56・4に。来期は1・1ポイント上昇してマイナス55・3と全体ではマイナス幅が縮小するが、業種別では卸売業と小売業、建設業でマイナス幅が拡大する見通し。
調査は、同公庫の取引先の中規模企業492社、小規模企業462社を対象に3月中旬に実施。中規模企業は239社(回答率48・6%)、小規模企業は316社(同68・4%)から回答を得た。
















