苫小牧中央高校の吹奏楽部が、3月30日に埼玉県和光市で開かれた「第19回ジュニア打楽器アンサンブルコンクール」の全国大会(日本打楽器協会主催)で優秀賞と審査員特別賞を受賞した。大会時、部員は現3年生の中居向巧捷(なかいむき・たくと)さん(17)と2年生の戸祭寧々さん(17)の2人だけだったが、息の合った演奏が高く評価された。
審査員特別賞は、出場20団体中3団体に贈られた。中居向さんは「優秀賞にとどまらず、審査員特別賞を取ることができてうれしい」と笑顔。戸祭さんも「賞を取れるとは思っていなかったので、びっくりした」と喜ぶ。
小学生の頃からパーカッションを続けている戸祭さんが太鼓やシンバル、リボンクラッシャーなど11個の楽器を、中居向さんは4本のばちを駆使してマリンバを演奏。「TheLastDance」を披露した。
昨年12月に練習を開始。演奏音源による2月末の1次審査を通過し、全国大会への出場権を獲得した。1次審査後は、主に2人で音合わせを重ねた。休日は部活動の時間を1時間増やし、本番に臨んだ。多額の機材輸送費が必要となるため、貸し出し用の慣れない楽器を使用したが、2人とも「ほとんど緊張はしなかった」と口をそろえる。戸祭さんは「地道に練習したかいがあり、いつも通りの演奏ができた」と話す。
審査員からは2人の高度な演奏技術を評価する声も多かったといい、顧問の丹羽大輔教諭(42)は「自信が付いたと思う。新たに入った3人の部員にも良い影響」とほほ笑んだ。
















