聖火リレー本道到着まで1カ月 現時点で計画通り、道内自治体は公道走行見直しにも備える

 東京五輪聖火リレーの北海道入りまで、あす13日で1カ月―。道内は6月13~14日の日程で、約200人のランナーが18市町を駆け抜ける予定だ。道外では新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、実施形態を大幅に見直す動きも出ているが、東胆振1市4町を含む道内各自治体は現時点で、感染対策に気を配りながら当初の計画通りに準備を進める。

 先行自治体の中には感染拡大を受けて公道走行を中止したり、セレモニーを大幅に縮小したりと、急きょ対応を見直したケースもある。31日までまん延防止等重点措置対象地域に指定されている道の担当者は、同重点措置や緊急事態宣言がリレー当日まで及んだ場合、「公道のリレーの見合わせや無観客のセレモニーの可能性はある」とした上で、現時点では東京五輪・パラリンピック組織委員会の計画に沿って準備を続ける方針を示す。

 東胆振では6月13日に白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)で、14日に苫小牧市若草町の中央公園でそれぞれ予定されているセレモニーの出席を事前予約制とし、来場を制限するなど感染対策に気を配る。

 苫小牧市内は中央公園を出発後、三条通や王子通などを経由し、一条1号道(一条通)から矢代町の苫小牧西小学校正門に向かうルートで、午前7時30分~同9時2分に交通規制が予定されている。

 既に交通安全指導員やスポーツボランティアなど沿道に配置する約200人を確保。安全確保のため当日、対象エリアでごみステーションなどに置かれた家庭ごみを同7時30分前までに職員が手分けして回収する。市の担当者は「今後の感染状況次第で公道走行の中止などを求められる可能性もあり、代替ルートも検討しておきたい」と話す。

 他の自治体もルート周辺の交通規制の広報活動や、沿道に配置するボランティアの確保など準備に追われている。

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