市議会正副議長に聞く、板谷氏「将来見据えた議論を」 小山氏「スピード感を大事に」

市議会正副議長に聞く、板谷氏「将来見据えた議論を」 小山氏「スピード感を大事に」
抱負を語る板谷議長(左)と小山副議長

 12日に閉会した苫小牧市議会臨時会で議長に就任した板谷良久氏(53)=新緑=と副議長に選出された小山征三氏(64)=民主クラブ=に、今後の議会運営への思いなどを聞いた。

 これまで調整に難航することも少なくなかった正副議長人事だけに、2人は今回、11日の開会初日にいずれも全会一致で決まったことを感謝。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、「多くの議員ができるだけ円滑に―と考えていたと思う。会期も短縮でき、スムーズに進んでよかった」と口をそろえた。

 今後の議会運営でも傍聴制限などコロナ対応を迫られるが、「将来を見据え、良い方向につながるよう一つ一つの問題を議論、解決していくことを大切にしたい」と板谷氏。小山氏も「議会の重要性をもっと発信するためにも、議論を充実させ、スピード感ある行政運営につなげることが大事」と力を込めた。

 今月末には全議員へのタブレット端末貸与が始まり、議会のICT(情報通信技術)環境が拡充される。前正副議長も前向きだったオンライン会議導入については、板谷氏も「検討を進めたい」と意欲的。議会改革の一環で議員の倫理条例制定の必要性も探りたい考えで、「時代の変化を見据え、議員の倫理について改めて掘り下げ、議論したい」と語った。

 前回、与党系会派で独占した正副議長ポストは今回、与野党系会派で分け合う格好に。板谷氏は「考え方が違うから、より深い話し合いをできるようにも思っている」と歓迎。小山氏も「議長とは当選同期で、いろんな話ができる仲。しっかり補佐役を務めたい」と述べた。

 板谷氏は埼玉県本庄市出身、北海道大学水産学部卒。民間企業を経て2011年、市議に初当選し3期目。小山氏は苫小牧市出身、苫小牧工業高等専門学校卒。市消防本部職員を経て、11年に市議に初当選し、3期目。

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