東胆振地域ブランド推進計画策定 教育型観光づくりに力

東胆振地域ブランド推進計画策定
教育型観光づくりに力
むかわ竜なども活用した教育型観光コンテンツ創造を目指す=むかわ町で3月にお披露目された、むかわ竜のレプリカ

 東胆振1市4町でつくる東胆振地域ブランド創造協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)は、2021年度から3カ年の「東胆振地域ブランド推進計画」を策定した。地域内の滞在型観光の確立を目指し、地域資源を生かした教育型観光コンテンツづくりを新たに盛り込んだ。東胆振ファンを増やすプロジェクト事業も推進する。

 苫小牧市役所で4月に総会を開き、同推進計画と21年度事業計画を承認した。修学旅行の誘致などにつながる教育型観光コンテンツの創造に向け、今年度は道観光振興機構の広域周遊観光促進事業の関連補助金を活用する見通し。

 白老町に昨年開業したアイヌ文化発信拠点の民族共生象徴空間(ウポポイ)、日本遺産に認定された道の「炭鉄港」に組み込まれた安平町の蒸気機関車(SL)、むかわ町で見つかった新種の恐竜化石(むかわ竜)、厚真町の胆振東部地震の被災現場、苫小牧市の工場群など各地域資源を教育的な観光メニューに磨き上げる想定だ。

 モニターツアーをはじめ、札幌圏の教育関係者に向けたプロモーション活動も計画している。担当者は「ウポポイを起爆剤に、東胆振の各まちを周遊してもらうきっかけをつくりたい」と意気込む。

 また、昨年8月に始めたインターネットを使った周遊観光活性化事業「Fun(楽しみ)!Fan(愛好者)!東胆振」は、会員獲得と協賛店の拡大を推進する。同協議会公式ホームページに会員登録や協賛店紹介のページを設け、スマホ画面に表示される電子会員証の提示で、協賛店から割引サービスなど特典を受けられる仕組み。初年度は会員の登録目標を500人としたが、今年3月末で約1300人の登録を達成。21年度は新規会員500人、協賛店も現在の32店から5店舗増を目指す。

 協賛店に設置したQRコードをスマホで読み込み、電子スタンプを集めると、抽選で景品が当たるモバイルスタンプラリーも企画中。このほか、地域内の特産品を使って開発したオリジナルスープの製造・販売を行う業者探しも継続する。

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