厚真町商工会(寺坂文秀会長)は14日、厚真町商工会館で第60回通常総会を開き、今年度の事業計画など議案5件を原案通り承認した。
事業計画では、新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けている中小零細企業の安定経営を図るため、各種融資制度や雇用維持のための助成金制度の活用指導を徹底し、経営サポートを強化することを決めた。重点として▽会員企業の経営安定化・雇用維持に向けた経営サポートの強化▽経営発達支援事業の円滑な実施▽会員拡大―の3点を掲げた。収支予算は創立60周年記念事業費50万円を含め、約5200万円を見込んでいる。
寺坂会長は「オール厚真、オール商工会で胆振東部地震からの復興、コロナ禍からの脱却を目指し、一人の町民、一人の会員も取り残すことなく、安心して暮らせるように取り組んでいきたい」と結束を呼び掛けた。
また、任期満了に伴う役員改選を行い、寺坂会長のほか、藤井隆之、小納谷誠司の両副会長を再任した。

















