北海道鉄道OB会苫小牧支部(斉藤和夫支部長)は15日、苫小牧市科学センター(旭町)に展示されている「SLたるまえ号」を清掃した。70~80代の会員10人が、全長12メートルほどのSLを手分けして磨き上げた。
清掃はかつてSLの運行に携わった経験を持つ人たちが中心となり、5月から11月まで毎月第3土曜日に実施。今年度最初の活動日となったこの日は風雨によるさびを防ぐため、油を含んだ布で本体を拭き上げ、漆黒のつやを出した。金属製のプレート部分にはやすりを掛け、ブロンズの輝きを復活させた。
元SL乗務員という、市内元町の佐々木修三さん(75)は「海岸線に線路が走っていたため、夏は潮の香りが最高だった」と回顧。会員たちは当時の写真を持ち寄り、思い出話に花を咲かせながら清掃に励んだ。
斉藤支部長(78)は「新型コロナウイルスの感染予防に気を配りながら、清掃活動を続けていきたい」と述べた。
















