苫小牧東高校合唱部と苫小牧市港町のホッキ貝資料館の高野幸康館長(71)が、「ぷらっとみなと市場SONG」を作った。同資料館と同じ敷地内に計21店舗を構える観光スポット「海の駅ぷらっとみなと市場」をPRする歌。軽快なメロディーが特徴で、歌詞には全店舗の名称や特徴などが盛り込まれている。
「今日のお出かけどこへ行こう 潮の香りに誘われてついたところは港町」から始まり、「山本水産 イラッシャーイ」「本田青果 フレッシュ野菜にフルーツに」などと各店を紹介する歌詞が続く9分ほどの曲。
2016年に同校放送局が同市場のPRビデオを制作したが、その後撤退したり新規出店したりした店もあり、同市場事務局が高野館長に今年3月、新たな曲作りを依頼。高野館長が作詞し、同校合唱部が作曲と歌唱を担当した。
作曲を手掛けた2年生の丹野優香さん(16)は、部活動中に音色が思い浮かんだといい、「とにかく耳に残るメロディーにしたかった」と振り返る。出来上がった後はリズムや歌詞に改良を重ね、4月中旬に2年生の部員5人で歌唱を録音。同月下旬までにCDを完成させた。
今月上旬に同市場で開かれたイベント「ぷらっと縁日」で、1年生部員2人を含む7人で生の合唱を初披露。同部部長の2年生、山田菜滉(なひろ)さん(16)は「これほどいい出来になるとは思っておらず、うれしい」と笑顔で語った。
市場内では、繰り返しCDを流している。高野館長は「潮の香りを感じる爽やかなハーモニーで心地よい。個人的にはこの歌に合わせてPRビデオも作りたい」と満足そう。「緊急事態宣言期間でイベントができなくて寂しいが、この歌で市場内を盛り上げたい」と話す。
同市場に勤める人たちの反応も上々。生花店・港フラワーの従業員女性(46)は「各店の特徴が歌詞に入っていていい」と喜び、ぷらっとすしの背戸川千佳さん(61)も「店の名前を知らない人が多いと思う。歌を聞けば自然に覚えられる」とほほ笑んだ。



















