乳牛20頭のびのび 旭陽牧場で放牧スタート 安平

乳牛20頭のびのび 旭陽牧場で放牧スタート 安平
ゲートが開き、草原へ駆けだす牛たち

 安平町追分向陽の公共牧場「旭陽牧場」で20日、今季の放牧がスタートした。初日はとまこまい広域農業協同組合に加盟する安平町早来守田と厚真町内の農家2戸の乳牛20頭が入牧。青空の下、草原を元気いっぱいに走り回っていた。

 同牧場は町が町有地や買い上げた農地を3年かけて整備し、2011年度に開設。同農協が指定管理者として運営を担っている。面積は120ヘクタール。昨年度は約160頭を受け入れた。

 今年度も昨年同様に厚真、安平両町や苫小牧市植苗の同農協管内の12牧場から月齢7~15カ月の乳牛と黒毛和牛を合わせた約160頭が入牧する予定。月齢13~15カ月の60頭ほどは人工授精の対象となる。

 今季の入牧は今月下旬まで随時続く予定で、下牧は10月下旬の見通し。牛は放牧によって1日に700~800グラムほど体重が増えていき、月1回の衛生検査を行いながら管理される。

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