夏の到来を前に、苫小牧市内の商業施設やホームセンターは、アウトドア用品の販売を本格化させている。道内では新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令中だが、1人で楽しむ「ソロキャンプ」の人気が中高年に広がっているほか、自宅でバーベキューを楽しむ家族も多く、各店は一定の需要を見込む。
イオン苫小牧店(柳町)は4月24日、常設のアウトドアコーナーを設置。テントやテーブル、椅子など約800品目をそろえた。2000円~5000円台のランタン、1000円台の取っ手付き飯ごうなどの人気が高いという。ゴールデンウイーク中の売り上げも好調で、同店ホームファッション担当の土門俊哉さん(44)は「自宅でのバーベキューやソロキャンプなど密を避けるレジャー需要が高まっている」と話す。
コープさっぽろパセオ川沿店(川沿町)も4月下旬、店頭に特設コーナーを開設し、バーベキュー用品など約100点を陳列している。400円台の木炭(3キロ)が売れ筋で、3000円台の小型こんろや、くん製を簡単に作れる1000円台のセット商品を買い求める客も多いという。日用品マネジャーの高橋将泰さん(42)は「家族でキャンプやバーベキューを楽しむ人が多い。6月後半から夏休みにかけてが売り上げのピーク」とにらむ。
3月からアウトドア用品売り場を展開しているコメリパワー苫小牧東店(新開町)では、氷点下18度~60度の温度設定をして、食材を保存できる4万円台の充電式保冷温庫の売り上げが急増中。木炭よりも火力が強い、1束500円台のまきを選ぶ人も目立つという。「ソロキャンプ需要の高まりを感じている」と同店次長の庄司義紀さん(44)。気温の上昇とともにアウトドア用品の販売が増え、7月から8月中旬に売り上げのピークを迎えると予想している。
















