白老駅北観光インフォメーションセンター 20年度来館者14万人超

白老駅北観光インフォメーションセンター 20年度来館者14万人超
20年度に14万人超の来館者を数えた白老駅北観光インフォメーションセンター

 白老観光協会の集計によると、白老駅北観光インフォメーションセンターの2020年度来館者数は14万人を超えた。

 町が駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)に整備した同センターは、地元観光情報の発信や特産品販売の拠点として昨年4月1日にオープン。白老観光協会が管理運営している。

 開業から今年3月末までの営業日数は324日で、来館者は14万264人を数えた。1日に平均で433人が施設を利用し、1日当たりの最高人数は昨年9月20日の2418人。観光案内の利用客は、道外客2304人、道内客2751人、町内客1774人、海外客25人となり、新型コロナウイルス感染拡大による訪日外国人の入国制限で海外客の利用が少なかった。

 同センターは、新型コロナの影響で昨年4月20日から5月27日まで一時休館するなど、オープン当初から困難に見舞われ、来館者数も低迷した。しかし、国がポロト湖畔に整備した民族共生象徴空間(ウポポイ)が昨年7月12日に開業して以降、同センターの来館者数も大きく伸び、昨年10月で10万人に達した。

 一方、白老や胆振の特産品を中心とした物産や飲食の売り上げは5685万円。昨年8月の1045万3000円が最高額だった。

 木造平屋建て面積520平方メートルの同センターは、観光案内や体験型プログラム手配など町内周遊の調整機能を備えたインフォメーションコーナー、物産販売や飲食メニューの販売コーナー、多目的コミュニティールームで構成。24時間型トイレも併設している。

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