苫小牧市樽前の市有樽前放牧場(94・3ヘクタール)で26日、今季の牛の受け入れが始まった。放牧された牛たちは青空の下、青々とした牧草をおいしそうにはみ、広々とした草地をうれしそうに駆け回った。
放牧はストレスの少ない環境で質の良い子牛の繁殖、農家の負担軽減につながっている。牛たちは出産の1~2カ月前まで放牧場で過ごす。
この日は白老町のウエムラ牧場が妊娠安定期に入った母牛8頭をトラックで運び入れた。牛は元気いっぱいに駆け出し、同牧場飼育担当の石川亮太郎さん(34)は「知識の豊富な管理人もいて、安心して任せられる。良い環境で育ち、秋には元気な子を産んでほしい」と目を細めた。
市によると、今季は市内の牧場1カ所から6頭、白老町の2カ所から55頭の計61頭を11月まで受け入れる予定。市農業水産振興課の佐藤以歩己主事は「伸び伸びと過ごし、健やかに育ってほしい」と話した。
















