苫小牧酒販協同組合の美苫みのり会(平田幸彦部会長)は23日、厚真町の田んぼで苫小牧の地酒「美苫」の仕込みに使用する酒造好適米「彗星(すいせい)」の田植えを行った。新型コロナウイルスの影響で一般市民の参加を見合わせ、同会の会員ら7人が参加。約50分間田んぼに入り、丁寧に手植えした。
田植えは、同町富里で毎年彗星を育てる佐藤泰夫さん(65)の水田の一部(10平方メートル)を使用した。今後、秋に稲刈りを行い、田中酒造(小樽市)で美苫の仕込みが行われる。
平田部会長は「コロナ禍でも未来に希望、元気を与えるよう祈りを込めた。コロナが終息し、秋に多くの参加者と稲刈りをしたい」と話した。
















