浦河町西舎の観光宿泊施設「うらかわ優駿ビレッジアエル」は、アエルで暮らす功労馬などを写真や資料で紹介する「ホースギャラリー」を2階に開いた。
乗馬を体験できるアエルでは2018年から、敷地内エリアにある再現きゅう舎内の空き部屋を利用し、功労馬の写真や関係グッズを展示するギャラリーを設けていた。
ホースギャラリーは、同施設を所有する町が空き部屋をWi―Fi(ワイファイ)環境などを整えた「リモートワーク」施設として使用することになったため、空き部屋の展示資料を2階娯楽室に移し、展示品も拡充して開設した。
現在けい養しているアエル功労馬は、中央競馬で活躍したウイニングチケットとスズカフェニックス、タイムパラドックスの3頭。すでに亡くなった名馬も多い。
ギャラリーにはこれらの写真100点以上と、競馬ファンから贈られた名レースの記念品などを展示する。1993年に第30回日本ダービーを制したウイニングチケットの優勝レイなどもある。
アエル乗馬課の太田篤志マネジャー(35)は「これまでのギャラリーは施設から遠くにあり、見学は乗馬をする人などに限られていた。これからはたくさんの人に見てもらいたい」と話している。
ギャラリーは無休で、午前7時~午後11時。問い合わせはうらかわ優駿ビレッジアエル 電話0146(28)2111。

















