日別36人/月別580人/クラスター9件 いずれも過去最多 新型コロナ5月胆振管内 「警戒ステージ5」3週連続超過

日別36人/月別580人/クラスター9件 いずれも過去最多 新型コロナ5月胆振管内 「警戒ステージ5」3週連続超過
胆振管内の新型コロナウイルス日別感染状況(5月)

 胆振管内の5月の新型コロナウイルス新規感染者は、月別で過去最多の580人に上った。日別でも5月29日に過去最多の36人が感染し、クラスター(感染者集団)も最も多い9件が発生した。ゴールデンウイーク明けから感染が急拡大し、道が示す最も深刻な「警戒ステージ5」の目安を3週連続で超過。5月16日の緊急事態宣言発令後も高止まりする、厳しい感染状況が続いている。

 5月31日に胆振総合振興局コロナ対策地方本部員会議が公表した数値に、道の発表に基づき苫小牧民報社がまとめたデータを加えた。

 これまでの管内の新規感染者の月別最多は昨年12月の329人、日別最多は同12月17日の35人、クラスター発生最多は昨年12月、今年1月の5件だった。

 5月の日別新規感染者数は平均18・7人で、昨年12月の同10・6人の約1・8倍。8日から17日連続で2桁台となり、30人以上も計5日間あった。昨年2~5月の2度の緊急事態宣言(道独自の宣言を含む)発令時は同0・1~0・2人で、これまでにない感染状況となっている。

 新たなクラスター9件の内訳は特別養護老人ホームなど福祉施設が3件、学校が2件、飲食店が2件(うち1件は接待を伴う飲食店)、ホテルと自衛隊が1件ずつ。道は人口10万人当たりの週合計の感染者数が25人以上で「警戒ステージ5」としているが、管内をこの指標に置き換えると5月9日~15日が39・8人、同16~22日が45・2人、同23~29日が39・5人と3週連続で警戒ステージ5の目安を上回っている計算だ。

 週合計の感染検査数も、2月8日以降は1000件未満に落ち着いていたが、5月に入ってからは右肩上がり。5月17日時点で2087件、同24日時点で2559件となっている。

 地方本部員会議で谷内浩史振興局長は、管内の感染状況について「(主力が)感染力が高い変異株に移り変わり、無症状のうちに家庭内あるいは事業所などに持ち込まれ感染が連鎖している」と指摘。「人と人との接触を抑える取り組みを改めて強くやっていかないといけない」と危機感を募らせ、住民に対して常に感染リスクを意識し、マスク着用や手指消毒など基本の対策を徹底するよう求めている。

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