道は1日、2020年国勢調査の結果(速報値)を発表した。昨年10月1日現在の全道の総人口は522万8885人となり、15年の前回調査の確定値に比べ15万2848人(2・8%)減少した。減少数、減少率とも1920年の調査開始以来、最大となった。道内179市町村のうち、12市町村で増加し、93・3%の167市町村で減少。人口減少が一段と加速した。
北海道の人口は1985年(567万9439人)までは上昇していたが、90年(564万3647人)の国勢調査で初めて減少。95年(569万2321人)に、いったん増加したものの、2000年(568万3062人)に再び減少。その後、死亡者数が出生数を上回る「自然減」と、就職や進学などでの道外への転出者が転入者を上回る「社会減」が同時進行し、下降カーブを描き続けている。
男女別では、男性が246万5581人で前回比7万1508人(2・8%)減少。女性も8万1340人(2・9%)減って276万3304人となった。
世帯数は、247万1140世帯となり、前回比で2万6330世帯(1・1%)増加した。1世帯当たりの人数は2・12人と前回に比べ0・08人減少し、過去最少となった。
市町村別の人口では、札幌市(2万2709人増)、千歳市(2371人増)、恵庭市(676人増)など12市町村で増加。一方、函館市(1万4708人減)、小樽市(1万502人減)、旭川市(1万92人減)、釧路市(9512人減)など167市町村で減少した。苫小牧市も2503人(1・4%)減少するなど、胆振・日高管内は全ての市町村で減少した。
人口総数は、札幌市が197万5065人と全道の37・8%を占めてトップ。以下、旭川市(32万9513人)、函館市(25万1271人)、苫小牧市(17万234人)、帯広市(16万6690人)、釧路市(16万5230人)の順。前回4位だった釧路市が6位。苫小牧市が4位、帯広市が5位となり、それぞれ前回から一つ順位を上げた。
鈴木直道知事は「本道の人口減少は今後も続くことが見込まれ、改めて危機感を強くしている」と強調し、「新型コロナウイルス感染症との闘いは今も続いているが、デジタル化や脱炭素化といった社会変革の動きを的確に捉えながら、自然減対策と社会減対策の両面から、各般の施策に粘り強く継続的に取り組んでいく」とのコメントを発表した。
















