苫小牧市内の小学校は、6月が運動会のピーク。5日には苫小牧勇払小と西小学校で、運動会が行われた。道内は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令中だが各校は密になりにくい種目を選んだり、学年を分散したりして午前中に終わらせるなど規模を縮小しながら開催していく。
市教育委員会は緊急事態宣言の発令期間、運動会を中止または延期するよう各校に通知しているが、感染症対策を講じて実施できる場合は、開催を認めている。6月に運動会や代替の屋外体育参観日を計画していた19校のうち15校が実施を予定。残る4校は、今月中旬から7月上旬に変更した。
勇払小学校(森晶子校長、児童数60人)はグラウンドが広く、児童数も少ないことから感染対策を講じた上、運動会を行うことを決定。徒競走やダンス、全員リレーなどを繰り広げ、保護者がスマートフォンやビデオカメラでわが子を熱心に撮影する姿が広がった。
子どもたちは走る直前までマスクを着用し、小まめに手洗い。見学する保護者同士も一定の距離を確保し、応援は拍手にとどめた。森校長は「頑張る姿を保護者に見てもらえ、子どもたちは喜んでいた」と語る。
6年生の忠鉢心那さん(12)は「家族が来てくれてうれしい。リレーを頑張って、思い出をつくれた」と声を弾ませた。母の美由紀さん(44)も「子どもの成長を見られる貴重な機会。運動会を開いてもらえてよかった」と娘の活躍に目を細めていた。
西小学校(土井嘉啓校長、同193人)の運動会は同日午前中に1~3年と4~6年が3学年ずつ、入れ替え方式で実施。種目を徒競走など三つに絞り、保護者の見学は1家庭2人までに制限した。土井校長は「子どもたちが達成感を持って、今後の学校生活への意欲を高める機会になれば」と話している。
















