北海道の良質な酒米と水、冷涼な気候は日本酒醸造に適した環境―と、道内では酒蔵の開設が相次いでいる。現在、13市町に14酒蔵15製造所。道は2~3月に実施した飲食店経営者や一般消費者へのアンケート調査を基に、道産日本酒の品質向上と振興を図る方針。
道は2~3月に札幌、渡島、上川、十勝管内の飲食店経営者(店長)22店舗にアンケートを実施。道産日本酒を取り扱い、今後取り扱いを増やしたいと考える飲食店が8割に上った。「今後、道産日本酒の取り扱いを増やしたい理由」では▽道内で酒蔵が増加し、バリエーションが増えた▽地元の食材と一緒に出したい▽ストーリー性の高さがお客さまに楽しんでもらう上で重要▽道外からのお客さまの要望が多い―などが挙げられた。
また、道が2月に実施した一般消費者向けアンケート調査(回答数、男女4072人)によると、日本酒に求めるのは男性が「値段」「味(辛さ)」「酒蔵」で、女性は「味(甘さ)」を重視する傾向が見られた。
日本酒の消費拡大につなげるには、男女とも価格と味が重視されることが分かったが、分かりやすいラベル表示を望む声もあり、食事との相性や飲み方の提案を求める割合が高かった。 道は調査結果を今後の活動に生かし、ポストコロナも見据えながら、道産日本酒の道内消費が2割と、他府県産に大きく水をあけられている実態の解消に取り組む。
















