苫小牧市錦町のラウンジバー「ラピス」はこのほど、店内のテーブルやいす、カウンターなどを光触媒でコーティングし、抗菌・抗ウイルス化した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、5月16日から休業中で、深澤薫オーナーは「再開後、安心して来店いただけるような環境を整えたい」と話す。
施工したのは、市内日新町のノースオールコーポレーション(高橋克典社長)。酸化チタンを使った光触媒コーティング「イオニアミストPro(プロ)」の施工店として認定を受けている。
同社の高橋社長と辻野貴彦専務が同店を訪れ、客や従業員が頻繁に触れるカウンターやテーブルのほか、トイレや従業員の私物を置く個室などに光触媒を丁寧に吹き付けた。溶剤を細かく噴霧する特殊なノズルを使い、約80平方メートルの店内の作業を5分ほどで終えた。
同店は昨年も4月末から約1カ月間休業。再開後、客足が思うように戻らなかった経緯があり、感染対策をさらに強化するため、光触媒コーティングを決めたという。作業を見守った深澤オーナーは「お客さんも私たちも、安全に過ごせる空間になった」とほっとした表情を見せた。
光触媒コーティングは、光エネルギーで雑菌やウイルスを分解して無力化する物質を壁や床、テーブルなどに吹き付ける技術で、主に医療機関や公共施設などで用いられている。
















