新型コロナワクチン 新札幌駅前に大規模会場 19日接種開始 2万人対象 札幌、江別、恵庭、千歳の高齢者

新型コロナワクチン 新札幌駅前に大規模会場 19日接種開始 2万人対象 札幌、江別、恵庭、千歳の高齢者
ワクチンの大規模接種会場の設置を発表した鈴木知事=8日、道庁

 鈴木直道知事は8日、新型コロナウイルス感染症のワクチンの大規模接種会場「北海道ワクチン接種センター」(仮称)を札幌市厚別区のホテルエミシア札幌を使用し、19日から設置すると発表した。札幌、江別、恵庭、千歳市の65歳以上の高齢者を対象に約2万人、約4万回の接種を予定。設置期間は7月末まで。知事は「センター設置を契機に、道内のワクチン接種を加速していきたい」と述べた。

 政府は、高齢者への優先接種を7月末までに完了することを目指している。道内の感染状況は5月の「第4波」のピークに比べ減少傾向にあるものの、他都府県に比べて高水準で推移。道では人口が集中し、道内感染者の3分の2以上を占める札幌圏の感染を抑制することが、全道の感染者数の低減につながると判断。北海道医師会や札幌医科大学、北海道看護協会などの協力で、大規模接種会場の設置を決めた。道直営の集団接種会場の開設は初めて。ワクチンは米モデルナ製を使う。

 知事は「市町村による接種に影響を与えない形で人を確保し、2万人、4万回の接種ができることになった」と指摘。開設期間は19日~7月末で、1日当たり1000人程度の予約を受け付ける。対象を札幌圏の4市に絞ったことについては「4市の方から、道の集団接種について協力要請があった」と説明。「札幌圏で感染が拡大し、全道に広がるという状況があった。こちらで積極的にワクチン接種を行うことで、感染抑制につなげていきたい」と語った。

 集団接種促進事業費として、道は14億9300万円の補正予算案を15日開会の定例道議会に提案する。

 接種会場のホテルエミシア札幌は、地下鉄東西線とJRの新札幌駅前にある。週明けの14日から予約の受け付けを開始する。対象は4市の65歳以上で接種券を持っている人。予約はインターネットのみで受け付ける。問い合わせは、道保健福祉部感染症対策課 電話011(231)4111。

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