伊達市の建設会社「北紘建設」が、地域貢献活動の一環として、厚真中央小学校のグラウンドを整備している。同校では今月下旬に運動会を控えており、学校関係者や保護者から大いに喜ばれそうだ。
同社は、胆振東部地震で被災した厚真ダムの復旧をはじめ、新町地区や美里地区など町内複数カ所で導水管の工事を担当。その傍らで「何かお手伝いできることはないか」と地元関係者に相談を持ち掛け、学校のグラウンド整備をすることに決めた。
作業は8日にスタート。放課後の3時間ほどを利用して、落ち葉や雑草を除去。重機などを使ってグラウンドの凹凸を平らにならし、ローラーで踏み固めている。11日まで、作業員10人前後で続ける予定。
同社がボランティアで学校のグラウンドを整備するのは初めて。同社執行役員の渡辺正人土木部次長は「運動会に向けて、子どもたちに気持ち良く使ってもらえたら。今後もできることがあれば、協力していきたい」と話す。
同校は「整備してもらうことで、子どもたちがより安全に走ったり跳んだりできる。大変ありがたい」と感謝している。

















