むかわ町穂別の特産品「ほべつメロン」の出荷が始まった。とまこまい広域農業協同組合のほべつメロン生産部会(深谷孝部会長)の27戸が8月中旬まで、果肉が濃いオレンジ色の「ルピアレッド」と「おくり姫」の2種類を約16・3ヘクタールの畑で栽培し、出荷していく。
10日は苫小牧市公設地方卸売市場で初競りが行われた。昨年より6日早い上場で、4~6玉入り計24箱を出荷。最高値は最上級「秀」の5玉入り1箱の15万円。初日最高値としては新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた昨年の3倍で、コロナ前の2019年と同額の幸先よいスタート。その他も1箱2万~7000円で取引され、この日から市内スーパーに並んだ。
今年は7日に出荷が始まり、9日は穂別地区の石崎憲一さん(46)が育てたルピアレッド4~7玉入りの計110箱を同農協穂別支所の野菜集出荷場で検査。糖度は昨年の15・7度を上回る16・6度だった。石崎さんは「朝晩の冷え込みや5月の天候不順もあって温度管理に苦労したが、仕上がりが良く、おいしいメロンが取れている」と話し、「暗いニュースが多い中、メロンを食べて食卓が少しでも明るくなれば」と期待を寄せた。
昨年は新型コロナの影響でこの時期の競りが低調だったが、ギフトの需要が伸びた。同部会は生産量230トン(昨季267トン)、取り扱い高1億1200万円(同1億1700万円)を今季の目標に掲げている。
















