札幌市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議が10日開かれ、秋元克広市長は「市民が速やかにワクチンを接種できるよう医療機関の協力の下、個別接種枠のさらなる拡大に努め、新たな集団接種でもワクチン接種能力を一層向上させるように」と指示した。
新規感染者数は9日時点の週合計で879人。ピーク時の3分の1程度まで減少したが、依然高い水準にある。即応病床数は410床から527床に増えたものの、市外からの患者を合わせるとほぼ満床状態。待機者も約100人と、医療提供体制の危機的状況は解消されていない。会社でのクラスター(感染者集団)が急増し、家庭内感染も全体の4割を占めており、市は「入院患者の増加と入院の長期化が懸念される」と指摘した。
6月中旬からは基礎疾患を持つ人の接種券の事前登録が始まり、同下旬から接種券を発送。保育園、高齢者や障害者の通所施設従事者、学校教員などの優先接種対象者には7月上旬から発送が始まる。
また6月7日以降、市衛生研究所など市内5検査機関で、インドで確認された変異株(デルタ株)のスクリーニング検査を始めたことが報告された。
















